むし歯も歯周病も細菌の感染症です
(人から人へうつる疾患)。
「歯が痛い」「歯がぐらぐらする」「歯ぐきから出血する」「歯ぐきが腫れた」「歯が抜けそう」これらは治療をすることが当然です。しかし、問題が表面化してからでは手遅れとなることもあります。歯が無くなってから後悔しても手遅れです。健康な歯を守ることが大切です。
虫歯になりたくない。
神経を抜きたくない。
歯周病になりたくない。
歯を抜きたくない。
入れ歯はいやだ。
ずっと健康な歯と口腔でいたい。
→そんな方々を生涯にわたって支援します。
患者さんが医療に参加する、学ぶ、自分の意思で選択することが重要と考えます。「こうなりたい」「こんな治療を受けたい」など、患者さんが満足できる結果を得るために事前に十分な相談のうえ、納得して治療を始めることが大切です。
歯科の検査は今お口の中にある虫歯と歯周炎の検査だけではありません。
「虫歯になる確率」というのをご存知でしょうか。天気予報ではありませんが、将来虫歯になる可能性、つまり虫歯になりやすいのかどうかを調べる検査です。
検査項目には以下のものがあります。
1.虫歯の経験
2.関連全身疾患
3.食事の内容
4.飲食の回数
5.プラーク量
6.虫歯菌の量
7.フッ素塗布の有無
8.唾液の分泌速度
9.唾液の緩衝量
10.臨床的判断
検査結果は人によって様々です。つまり個人別に予防法を変えて具体的な対応策を提案、実施するのです。今までのようにただ「歯ブラシをして下さい」というのではありません。しかし、残念ながら現在のところ、これらの検査は保険の対象ではありません。
【唾液検査】
虫歯になりやすい人もいれば、虫歯になりにくい人もいます。ご自分はどちらなのか理解し、それに合った対策を考える目安となるのが唾液検査です。
唾液を調べることにより・・・
虫歯菌の量がわかる
唾液の量と質がわかる
検査はとても簡単です。
1、食生活や歯磨き習慣について聞き取りをします。
2、5分間ガムをかみながら唾液を出します。
3、試薬と唾液を反応させて虫歯菌の量と唾液の質を調べます。
結果はわずか20分でわかります!
虫歯、歯周炎は口腔内細菌が大きな原因です。細菌は食品を栄養に歯の表面に歯垢(プラーク)を形成し、付着します。歯垢は歯石へと変化します。歯垢も歯石も細菌の塊で1g中40億個以上の細菌がいます。
歯磨きはこの歯垢を取り除くことです。しかし、歯磨きでは除去できないものがあります。
●歯石
●バイオフィルム と呼ばれるものです。
バイオフィルムは細菌から自らを守るために作る強力な膜です。膜の中の細菌に対しては殺菌薬も抗生物質も効果はありません。細菌は膜の中で毒素を産出し、病原性を持つことになります。
これを取り除くためには、歯科医師(歯科衛生士)による特殊な機器を用いたクリーニングをすることが最も効果的です。
フッ素は歯の質を強化し、虫歯になりにくくします(これは、大人も子供も同じです)。特に生えたての永久歯では歯の裂溝が浅くなり、さらに虫歯になりにくくします。
フッ素入り歯磨き剤
1日2回の使用で20%〜30%減の効果
年2〜4回のフッ素塗布
30%〜40%減の効果
フッ素洗口
約50%の効果(簡単で効果が高い)。